私が会社に勤めていたころ、ずっと思っていたことがありました。
「今のままでいいのだろうか?」
「このままずっと変わらないでいたら未来はどうなるのだろうか?」
毎日不安でありながら、変わらない毎日が繰り返される日々。
忙しさにかまけてなにも考えずに過ごしていた日々でもあります。
会社を辞めるかどうか迷っていた間も、本当に辞めるべきなのか辞めないで我慢し続けるべきなのか毎日自問自答したり、転職サイトなどを巡ったりしていました。
でも同じ境遇の人というのは私が特殊形態で働いていたせいもありますがほとんどいなくて。
どれだけたくさんのサイトを巡っても、結局答えは自分で決めるしかないというところにたどり着いてしまいました。
転職などしたこともなく、私がなにができてなにができないのかも私には判別がつきませんでした。
それくらい自分のことを知らなかったんですね。
だから私は徹底的に自分のことを調べることにしました。
生きる指標を決めようとしたんですね。
血液型、星座、名前はもちろんのこと干支、誕生日、16性格型診断など私の基礎を徹底的に調べました。性格診断と呼ばれるものを徹底的にやるのです。(有料サイトではなく、無料のものを徹底的に)
それを見ていると、これはああ私だとか、いやこれ違うなとか、整合する部分がでてくるんです。
それを全部ノートに纏めました。
そうすると、私を調べるための説明書ができあがったのです。
それに今まで思っていたこととか、心に残った名言をさらに足すと、自分専用のバイブルの完成です。
そうすると私は気が付いたんです。
雇われているだけじゃ賃金なんてたかが知れていて、常に安定していると言い切れるだけの根拠もなくて、遠い未来に漠然とした恐怖を抱えながら生き続けなければならない。そんな中で自分の時間のほぼ全てを奪われて費やした対価が10万円そこそこで、なんて私の命は安いのだろうと。今やっている仕事は私の力をほとんど使っていないのにも関わらず安い対価で命を取られるのなら例え私の命が0円だと言われても私の力をフルに使って生きたほうが私は幸せだと。
その方が、私は私自身に価値があると言えるような気がしたのです。
私の価値を誰かなんかに決められたくないと思ったんです。
そう思ったとたん、私は朝いちばんで上司のところへ行って「辞めます」とすぐ言うことができました。
日本という国は、まるで会社に勤めていなければ社会的に死んでしまうかのような扱いをしていますが、全くそんなことはありません。
転職が悪いことだというのなら、自分で仕事をつくればよいのです。
現に私の妹は一度も就職したことがないにも関わらず生計を立て、仕事をしています。
一人で生きていけるだけの力があるかはまた話が変わってきてしまいますが、あなたが今迷っているのなら「あなたがどうしたいのか」を見つけるために徹底的に自分を調べることを私は勧めます。
会社をやめる決心がつかなかったとしてもそれで構わないと思います。
でももしかしたら突然「今すぐ会社をやめてやる!!!」と言ってしまうくらい追い詰められることもあります。
そんなときに困らないように、今から副業を始めてみませんか?