【マインクラフト】ゾン村にっき第1話うまれおちたゾン村人

Posted by

※この日記はバージョン1.10.2でMODを入れたシングルプレイ中に立ち寄った洞窟に生まれたゾンビ村が成長していく日記です。(初心者MODプレイの方はどうしたとか言わないように)プレイ1か月を機になかなか面白いことになってきたので独白小説風にしたためることにしました。




 

洞穴に閉じ込められた

――――私はこの洞窟に探検しに来ただけのはずだった。

シラカバの多く生える湖畔に生まれた私がそれまで暮らしていたのは、隣のバイオームにあったスミレの多く生えるタイガの村で、人口が少ないせいもあってどこか他人によそよそしい静かな村だった。

そこに住み着いた私は鍛冶屋の一角を住居として借りる代わりに村の整備をすることになった。

村に名前は無かったが他の村との今後の交流も考えて、その村を周囲に自生するスミレからスミレ村と勝手に命名したのだが、マツ林に囲まれたスミレ村は地形こそそこそこ平坦だったもののありとあらゆるものに不足していた。唯一豊富にあったものと言えば特産のジャガイモを焼いただけのベイクドポテトぐらいのものだった。

洞窟も近くに一つしかなく鉱石資源も少ないこの村での作業は基本的に石での道具に頼っていた。鍛冶屋が機能していないのもそのせいのようだ。

マツ林に囲まれてはいたが、村の平坦さとは打って変わって村の周りを囲っているタイガのバイオームは起伏が激しい。周りのマツ林から木材を調達するだけでも一苦労だった。

それでも少ない資源で村の周囲を囲い、夜に迫りくるゾンビたちから村を守ることはそれほど難しくなかった。村の一角が湖に面していることもあり、港も整備した。村人たちは来客の無い港には一切寄り付かないが。

そんなスミレ村の整備もひと段落迎えると、私は念願のマイホームの建設にとりかかった。

鍛冶屋に借りていたスペースを引き払い、村の入り口にほど近い羊小屋の近くに家をこしらえることにした。まだお目にかかってはいないがいずれ手に入れるための馬小屋付きの住居だ。

はっきり言って村一番の豪邸になってしまった。

豪邸と言えど見かけ程度で中はほぼ倉庫に近いのだが村の外れだからなのか外見が豪邸すぎるからなのか村人は一切挨拶してくれなくなった。建設途中はあんなに興味を示して様子を見に来てくれたのに・・・。

でも静かな村を一望できる2Fのベランダはなかなかのお気に入りだ。

村人たちのいつも高台の畑で雑談に興じている姿を見るだけで心癒される。高台の畑の奥にある滝も見れると最高だったが立地上致し方ない。

夜の星空もきれいなものだが、夜にあまり出歩くと柵の外から暗殺されかけるのであまりベランダに出ることは出来ないが・・・。

時折木陰から村を恋しそうに見つめるクリーパーたちも見ることができる。

自宅をこしらえたところで村の更なる発展を目指さなくてはならないわけだがこの村はあまりに資源が不足している。

そこでまず手始めに私は遠く南方の砂漠へ赴きガラスの原料となる砂を手に入れる旅に出ることにした。

早朝起きてすぐに村を出た。地図の端に小さく映る砂漠まで行くには途中タイガの崖を渡り、雪の降る森を通り抜けなければならない。おそらく何泊かすることになるだろう。

鍛冶屋に眠っていた古びた剣や食料をバックに詰め込んで私は村を出発した。

村人に挨拶するほどの旅ではない。最悪の場合はMODという名の魔法でテレポートして帰ってくることができるのだから。この魔法は自動で地図も描いてくれるのだから本当に便利な魔法だ。

ただ失敗すると某有名魔法小説(映画)の姿あらわしの様に地面にめり込んだり瞬間移動そのものに失敗して移動できなかったりベッドから動けなくなったりするのであまり多用はしたくないが・・・。

村から砂漠へ向かう道中、洞窟でも探検できないかと探していたが、雪の積もるSnow Forestにはそれらしきものは見つけることができなかった。

出発した日の昼過ぎには砂漠につくことができた。少し砂漠を歩き回ると人工的に作られた井戸を発見したり、いくつかの砂漠の洞窟を見つけることもできた。そこそこ大きな湖もあり、砂漠から少し北に行けば私の生まれたBirch Forestの湖畔も近い。シラカバも多くあり、砂漠の南側には私が四季の森と呼んでいるSeasonal Forest もあった。木材に困る土地ではなさそうだ。残念ながらスミレ村と交流できそうな村は無かったが。

砂漠の砂を集めるのは後日にすることにして、私はまず洞窟を探検することにした。スミレ村の近くには深い洞窟が無かったからぜひとも鉄が欲しかった。もちろん深ければダイヤだって期待できる。

洞窟は想像以上に入り組んでいてどうも深そうだった。

奥から現れるゾンビたちを撃退しながら進んでいくと、クリーパーの群れに出くわした。

資材のないスミレ村に当然防具などなかった。革装備すらまともに持っていない私があのクリーパーたちに爆破されでもしたら即刻あの世送りになることに間違いない。

走って逃げたが段差で距離が間に合わず、クリーパーたちは爆発してしまった。幸い爆発自体に巻き込まれはしなかったので一命はとりとめているが、その爆破の衝撃で洞窟の天井部分の大崩落を引き起こしてしまった。

窒息しかけるところをなんとか這い出ると、洞窟の中に閉じ込められてしまった。

戻れそうな道を辿っていくが、崩落は想像以上に大きかったらしくどの道も落ちてきた砂でふさがれている。この規模だと恐らく地上の地形すら大きく変わっている事だろう。

クリーパー・・・匠と言われるその威力、恐るべし。

砂を掘って外に出ることもできたが、それは今の洞窟に今以上の崩落を引き起こしそうだったので辞めた。この大きな洞窟をつぶすのは惜しいし、なにより窒息死のリスクは負いたくない。

最優先することは他に通じているであろう洞窟の出口を見つけることだった。

 




 

はじめてのゾン村人

崩落直後の不安はなんだったのかと言うほど出口は意外とアッサリ見つかった。

出口とはいっても崩落によって天井に穴が開いただけのものにすぎないが、そこに階段を設置して外に出ることに成功した。

こうなると次は洞窟の最奥がどうなっているのかが気になるものだ。

出口を探す間に軽く歩き回ったがとてつもなく入り組んでいるこの洞窟。お宝のニオイがプンプンする。

そこで私は出口の階段の下に休憩所を作ることにした。そこにスミレ村の特産であるジャガイモを植え、砂だけでなくたくさんの鉄を持ち帰れば良いと思ったのだ。

休憩室には簡素な畑、ベッド、余分な物を入れ込むチェスト、製鉄のためのかまどを用意した。

道は大きく分けて4つあった。

元々来た入口側の崩落してしまった道、大きくえぐれている道、細いが下に続いている道、太い横続きの道だ。

太い横続きの道はすぐに行き止まりにあたった。行き止まりの先は砂漠の湖だったのだ。

崩落している道と2本はこれで探検終了だ。大きくえぐれている道に行こうとすると、一匹のゾンビの鳴き声が聞こえた。

倒そうと近づくと、どうも普通のゾンビとは姿が違う。よく見ると彼はゾンビにされた村人だった。

周囲に他のゾンビの姿はなく、どうやら一人でここにスポーンしたようだ。

姿から察するに元は農民だったであろう。

そういえばスミレ村には農民が居なかった。それゆえに特産のジャガイモは植えなおしてくれる人もおらず、食べ物が供給されないので村人の人口は減る一方だった。

彼がいてくれればスミレ村も人が増えるだろうか。

そう思った私は彼を休憩室に連れ帰ることにした。

幸いなことに彼を治療する道具はあった。鍛冶屋から持ってきた選別の中にポーションがあり、特産物のベイクドポテトばかり食べていた私にはリンゴもあった。金もいま取ってきたばかりだ。

彼を休憩室の畑に閉じ込め、彼を治療することにした。

彼を柵に閉じ込めるのはなかなかに難儀だったが彼の治療は成功した。

彼はすぐに私の畑に植えてあったジャガイモを収穫し、植えなおしてくれた。

なんと働き者だろう。私がいる間、彼に私のジャガイモの管理をしてもらおうではないか。

休憩所の奥は彼が間違って外に出てしまわないように柵を取り付けた。少し休憩所を広げて彼専用の家も作った。途中天井が崩落してきて穴が開いてしまったがガラスをとりつけて日の光を浴びれるようにした。ここでガラスを使うことになるとはなんとも皮肉な話だが。これで彼も自分の家を認識できるようになるだろう。

彼の家にはチェスト、ベッド、机などを用意した。一緒に畑仕事をすることもあるだろう。その時は彼の部屋のベッドを借りれるようにするためだ。

畑仕事をする彼をしり目に私は冒険を再開した。

彼は作物が成長するまでの間、ずっと家にこもっている様だった。

数日も過ぎると何もすることが無いのか日中でも外に出てこなくなった。

何をしているのかと家を訪ねると、彼はずっと机の上に立って花瓶と壁との間に立っていた。どうやら抜け出せなくなっていたらしい。

花瓶を取り去ってあげると彼は勢いよく外へ走っていき、畑にジャガイモを植え始めた。

本当によく働く農民だ。

そういえばいつまでも彼と言うのもどうかと思ったので、名前のない彼に名前をつけることにした。

元ゾンビの農民ということで「ゾンノウ」さんと呼ぶことにした。

私は牛の皮とクモの糸で出来た名札にゾンノウと書き入れて彼に貼り付けた。今日から彼はゾンノウさんだ。

 

次回へつづく

 





 

あとがき

このシングルプレイはMODを多用しています。

今回登場したのは地図MODとサドルMOD(サドルと名札が製作できるようになるMOD)とバイオーム追加MODです。チート許可がありますがチート機能は基本的に使う予定はなし。サバイバルプレイです。(でも魔法と言う名のMODの機能はバリバリ使います)

 




返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です