「記事を書くネタが枯渇する・・・」記事を書いているライターなら一度はそう思ったことがあるのではないだろうか?
つい先日まで私もそうだったのだが、トレンドサイト、ごちゃまぜサイトを作るにあたってなにを書いたらいいのかわからない。みんなが知りたい情報とは何かわからない。そうここ半月ほど悩んでいた。
だがしかし閃いた。半月も悩んだ末に答えを編み出したのでまた迷子にならないようにここに記述しておく。同じ悩みを持つ人の解決策に少しでもなれば幸いだ。
目次
記事には3種類のネタがある
私は実際トレンド、というものにとても疎い。なので記事を次々とぶちこんではいても一向にアクセスは上がらなかった。それはなぜかと言うと、私の書く記事は1つの種類の記事に集中して書いていたからだ。
記事には
- 集客用記事
- 安定用記事
- 販売用記事
の3種類が存在することについ最近まで気が付かなかった。
読者の知りたいことを求めるあまり、記事の内容は濃くできるものの仕上がりに時間がかかりとてもトレンドの様なスピード感が足りなかった。
しかも私が書く記事はそのほとんどが「安定用記事」に属するものばかりで、「集客用記事」というものが存在しなかった。
なので偶然探しに探して見つけてくれた人にしか読まれていなかったのだ。
集客用記事とは
私が思う、集客用の記事とは「今話題の〇〇」だ。
「今話題の〇〇」とは今TVで放送してた、とか来週から〇〇が発売するとかそういうやつだ。
集客用の記事に書き込むのは「今話題の〇〇」→「〇〇ってなんだろうね?」と掘り下げる記事。
この〇〇がキーワードになる。
この今話題の〇〇に入る〇〇はなにも売れる商品である必要はない。今度の映画の主役キャストは〇〇!でもいいし、××大臣が失言!〇〇と言った!でもいいわけだ。
話題の〇〇の話を聞きかじった人が内容がどんな話なのか具体的に知りたくなるような話題なら何でもいいということだ。
ただ一つ問題点があって、〇〇についてただ内容を書いただけではその辺のニュース記事と同じ内容になってしまう。
そこからもう一歩掘り下げる必要がある。
あくまで記事の冒頭に書く話題の〇〇は入口であって、その下に連ねる部分は自分で考えなければならない。
話題の〇〇→〇〇が今沸騰している経緯
ここまでは大体ニュース記事に載っている。
ここから考えなければならないのは「だからどうした?」ってことだ。
何が問題点なのか、そうなったらどうなるのか。
読者は〇〇についての「答え」を知りたがって検索している。
その読者の「答え」を読み解かなければ記事は先に進まないし読んでもらえない。
ここで絶対条件なのは「読者の頭を使わせるような解答はNG」ということだ。
各々考えてみてほしいとかいう記事は手抜きになるので読んでもらえない。
その答えを知るためにキーワードプランナーなどのツールを利用する。
キーワードは自分で生み出すものではなく、どこかから拾って来たものに他ならない。一番最初に狙ったキーワードが本体、周りについている文字は付属パーツだ。本体から付属パーツのことが知りたい人もいるし、本体を深く掘り下げてもいい。
例えると「〇〇大臣が失言」なら、〇〇大臣ってどういう人なのかと調べる人もいるし、なんで言った言葉が失言なの?と意味を掘り下げる方法もある。最初の言葉をバラバラにして解答になりそうなキーワードを集めていく。
ツールでキーワードの派生を調べた後、その概要を冒頭のニュース記事の下につづっていくことになる。そして最後は「もっと詳しく知りたい人は次の記事へ」となる。もちろんここから一気に販売用記事にもっていっても良い。記事の内容とキーワードの大小によって分けることになる。
そしてその次の記事が「安定用記事」になる。
安定用記事とは
いわゆるキーワードに対する「具体的な例と解答、詳しい解説付き説明書」が安定記事だ。
この記事は基本的に一つのキーワードに対しその詳しい解説を載せていく。そして最終的に〇〇するのが正解で××しないほうが良いなどといった解答が必要になってくる。
この記事を書くには詳しい知識が必要になる。と言っても全てネット上で調べられることをわかりやすく纏めるのが主な書き方になるわけだが。
大事なのはどうでもいい派生情報は別記事にすること。
あくまでメインのキーワードに対する原因・対策・対処法・結果などを載せる。この記事が書きにくいのは知識不足を意味する。
なので自分が疑問に思ったことは全て書き出し、その解答を探さなければならない。
なので説明に要するページは1ページに収まるとは限らない。派生する疑問の分派生ページが必要になってくる。
ここで説明した結果や対処法が販売用記事に繋がる。
販売用記事とは
安定用記事で書いた対処法や疑問の答え、解答として販売用ページがある。このページは基本ASPを利用するなら商品のLP(ランディングページ)ということになるが、自分で商品の紹介をしてからさらにLPにつなげても差し支えない。むしろ商品についても詳しく説明した方が購買率があがるだろう。
このページは基本商品に関するいろはを書くことになるのでもう最初のキーワードとはかけ離れてても問題ないだろう。
キーワードをどこからもってくるか?
問題は最初のキーワードをどこからもってくるかということだ。
持ってくる場所はいくつかある。
- TwitterなどのSNS
- TV欄
- ニュースページ
ざっとあげるとこの3種類だ。
特にSNSは「今」話題のものがよく載っているので集客用の記事を書くネタがごろごろ転がっている。玉石混合なので数撃てば当たるという感じ。
TV欄は今すぐはヒットを生まないが、時限式でヒットすることもあるが先見の明が必要。
ニュースページが一番妥当だと思う。朝ニュースページで報道したことを夕方TV番組で同じことを報道している場合も少なくない。多くの人はTVでニュースを得るのでニュースページからネタを抽出し記事を書いておけば夕方の番組で見た視聴者が検索をかけてくれるという状況になる。
トレンド記事の書く手順
正直私はこれが出来ずにトレンド記事が書けなかったというか間に合わなかった。
今までは完璧な記事を目指すあまり記事が仕上がるころにはもう上位表示できないほど出遅れていることが多かった。
だが記事は完璧である必要はなかったことに今更ながら気が付いた。
記事はすぐインデックスされない
当たり前といえば当たり前なのだが公開してすぐ記事はインデックスされるわけではない。
Googleにクロール依頼をしたところで今すぐ来るわけでもない。
ならば答えは一つだ。
最初に題名だけ書いて公開ボタンを押して人が来るまでの時間差の中で記事を作る。
これだけだ。
最初にSEOに配慮した題名を記事につけ、内容に「現在記事更新中」と書いて一度投稿する。
その後現在更新中の上に順次記事内容を調べ埋め込んでいく。一番下に「更新中」が来るようにすることでページの即時離脱を防ぎ少し別なページを読んでもらう様にすることで時間を稼ぐ。
更新中なので記事の途中でもきりのよいところで随時更新ボタンを押す。
最後に記事が仕上がったら更新中を消し、完成記事にする。
途中でGoogleにクロール依頼をしておいても良いだろう。
これで出発が遅れることなく記事を作っていくことが可能になる。
記事を読んでもらうには
もちろん記事がSEOだけでヒットして勝手に読んでもらえれば何をする必要もない。
けど実際は集客しないと人はなかなか訪れないものだ。
そこで便利な物が#(ハッシュタグ)だ。
Twitterに登録していないと使えないのだが、自分のアカウントで記事を書いたよとつぶやくのだ。そしてそれにキーワードのハッシュタグと一言を添えて投稿する。そうすると気になるハッシュタグを調べている人がそこを辿って自分のサイトへ来る。タイムラインで自分のフォロワーにも伝わる。これである程度人が来るようになる。
もちろん記事がバズればとんでもない数の人が来るようになる。
そうなったらいいなあと妄想したいところだ(ぐへへ・・・
読んでもらう記事を書くには
あなたはこの記事をずーっと読んできてどう思っただろうか?
見づらくはなかっただろうか?
おそらく見づらかっただろうと思う。
ここで大体3000文字超ほど内容があるのだが、このページには一切「画像」を入れていない。
色も付けていない。文字サイズも変えていない。
この読みづらい記事を読んだあなたは相当困っているのだろう。ガンバレ!としか言えないが。
ここで記事を読んでもらうために大事なことをお伝えする。
それは「イメージ画像」だ。
アイキャッチはもちろん、記事の中にもふんだんに画像を置いておいた方が良い。
それこそ画像だけで大体の内容が理解できるほどに画像を置いておいた方が良い。
雑誌を見ていてわかったことなのだが、雑誌は基本「写真」しか見ないのだ。
その「写真」が目に留まると、そこの記事だけ文を読み始める。他は流し読みするだけだ。
人間それくらい文字を読みたくないと言うことなのだろう。
どれだけ魅惑的な文章で記事を書いても読む気が起きないのなら意味がない。
だから記事に「画像」をふんだんに使うと良い。
もちろん無意味に画像を入れても仕方がないのでhタグをつけるごとに1枚画像を入れると良いだろう。
もちろんカラフルな字を追うだけで内容が分かるようにすることも大切だ。大事なところをマーカーでも色を変えるでも良い。ただし使う色は3色までにしたい。それ以上使うと色がチカチカして嫌われる。
どうしても大事なことを伝えたいのならそこの文字サイズだけを大きくすることでメリハリをつけることも大切だ。
あなたに大切なことは知識ではなくとにかく行動することだ
あなたに大切なことは知識ではなくとにかく行動することだ
上の字と下の字で同じ赤を使っていても目に入るインパクトが違うのがわかるだろうか。
文字サイズを変えることや太字にすることでだいぶ印象を変えられる。
やみくもに色を変えるよりもこういった組み合わせを使えばおおよそ1色あれば強調する場所はつけられるので色がうるさくならなくなる。
最後に
最後に言い忘れたが、1キーワードの記事を作り終えて満足していてはいけない。
Googleは専門性を評価する。つまり似たようなキーワードの多いサイトの方が評価が高いと言うことだ。
ならトレンドキーワードを狙って書いたのならそれに付随した記事を次々と入れていかなければGoogleの高評価は得られない。
お花見と入れたらお花見・時期やお花見・場所などお花見に関する細かい記事を複数入れなければならない。1記事だけのキーワード記事ではGoogleは見向きもしない。
それから主観的な日記記事も誰にも読まれない。あなたの個人的な話は読者にとってどうでもいいからだ。
トレンドサイトでも1つの記事を書いたら戦略的に複数展開し、地固めを忘れてはいけない。