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デブに自制心がないってホント?
痩せてる人は皆口をそろえて言いますね。「デブに自制心はない」と。
ダイエットのサイトを巡っても皆「デブの為」と言って提示する解決法は結局のところ「我慢」です。
じゃあ逆に聞いてみたいですよね。
「痩せてる人は365日我慢ばかりしているんですか?」と。
きっと答えはNOだと思いますよ。
365日我慢の連続で人生ずーっと送るって無理だと思いますし、それが常道になってるっていうならもうそれ我慢って言いませんよね。その人にとって我慢するほどのものでもないってことです。
つまり、痩せてる人はデブと比べて異常なほど我慢してるわけではないってことです。
実際うちの家族では私だけが太っていますし、かといって私は別に大食いではなくむしろ家族より食べてる量は少ないです。
少ないって言ってごはん1膳とか言っても参考にならないのでパンに例えますけど8枚切りの食パン1枚で十分です。強いてつけるなら卵1こくらいですね。よく家族と6枚切りにするか8枚切りにするかでもめますが6枚切りは多くて残すので8枚切りです。
おやつも最近ブラックチョコが良いと聞いたので口にするようになりましたがそれ以前は特に間食というものは付き合いでもなければ食べませんでした。
結構甘い物嫌いなのでね。
それでも太ってますよ。
太りすぎで病院通ってますよ。
逆に父親なんかは痩せすぎて病院でもっと太るように指導されてるみたいです。びっくりですよね。倍は食べさせてると思うんですけど痩せていくんですよね。
私の倍は食べておいて我慢してるとか(足りないという意味では我慢しているかもしれないけども)ないと思いますよ。
つまり何が言いたいのかっていうと
同じ食事をしていても痩せる人は痩せるし、太る人は太るってことなんです。
デブに自制心がないとかそういう問題で片付けられるものではないってことです。
太る体質だからといって何もしないのはさすがに怠慢ですけれどね。
大事なのは我慢ではなくて痩せている人の体質に近づくこと
例えば、同じ学校で同じ教室で同じ勉強を教わっているにもかかわらずテストの点数が高い人もいれば低い人もいますよね。(塾とかそういうのはないとして)
それは本人の努力と必ずしもイコールではないわけです。
要領の問題ですから聞いただけですぐわかる人もいれば100回復習しても覚えられない人もいます。
そういう意味でデブと同じなのかなと私は思っています。
痩せている人は体でのエネルギーの使い方がすぐ使われるようにできているのですぐ痩せる。
太っている人は体のエネルギーがうまく使われていないということだと思うのです。
要領が悪いんですね。太っている人の体は。
要領が悪いからなにもしなければそのままなので、勉強で100回復習するように私たちも何かしなければ痩せている人たちに近づくことはできないわけです。
でも不必要に食事を減らしたりしないこと
消費カロリー>摂取カロリーにすればすぐに痩せるっていうのは割と常識だと思いますが、安易に摂取カロリーを下げないようにしてください。
食事の量を我慢してストレスを受けるとそのストレスが原因で太る体質にもっと近づいてしまう(ストレスは栄養を蓄えようとするホルモンを生む)のでストレスを受けないようにするのも大切です。
あなたの周りに洗脳してくる人がいるなら排除しよう
「デブ」と普段から連呼されていたりすると、「デブ」であることが普通なような気がしてかえって痩せにくくなってしまいます。
痩せようとダイエットを頑張っている時に「デブ」って言われたら頑張る気持ちがくじけますよね。
言わないでと言うと言われて拗ねるのは心が弱いからだ!みたいな持論を展開してくる人もいますが、それは単に自分の言葉を正当化するために言っているだけであってあなたのためを思っている言葉ではありません。そういう人が近くにいるならすぐさま離れましょう。その人はあなたが「デブ」であることを続けさせて自分が蔑んで満足感を得ようとしている人なのです。そう考えていなくても深層で痩せてもらっては困ると思っているのです。
目指すのは意識せずにバランスのとれた習慣をすること
食事の量を抑制するダイエット方法を選ぶのではなく、なるべく基礎代謝のあがる方法を選びましょう。
食事の量を減らすには限度がありますし、極度の運動は太っている人間にはかえって体を壊します。
なのでじっとしていても基礎代謝が高ければ自然とエネルギーは消費されていくので、体温があがります。
体温が上がれば冷え性にも効果がありますし、血流もあがりますし、体温が高いほうが免疫力も高いと言われています。