4月25日に東日本大震災が「東北の方だったからよかった」と述べ再び批判を浴びた今村復興相は26日午前、発言の責任を取って復興相を辞任した。安倍総理大臣は「任命責任は内閣総理大臣たる私にある」と陳謝し、復興と信頼の回復に全力で努めていく考えを発表した。
後任には吉野正芳衆議院議員を起用することが決まり、新たに就任した吉野復興相は「責任の重さを痛感している」と述べたそう。
この一連の話題に際しTwitterでは今村元復興相の失言「東北の方だったからよかった」に対する粋な返答として「#東北で良かった」とハッシュタグをつけ改めて東北の魅力をアピールする活動が広まっている。
誰が一番最初にこのタグを作ったのかは定かではないが、失言を逆手に取る日本人らしい皮肉を込めているがかつ自らを誇りに思えるツイートに多くの人がリツイートをし、東北を応援するツイートはしばらく続くだろう。
もうすぐ始まるGWには是非復興の勢い付けとなるよう被災地を訪れてみてほしい。
改めて考える、東北の魅力
東北と簡単に言えど福島、宮城、岩手、青森、秋田、山形と6つの県が属する地域。一通りめぐるには一日やそこらでは足りないくらいの広さがある。なんせ東京から青森まで400㎞もあるのだから。
温かくなりこれから行楽シーズンを迎える東北の魅力を改めて伝えたい。
東北はこれから桜が満開の季節
日本南部ではもう桜も散り、梅雨入りが間近に迫るところもあるだろう。石垣島ではもうすでに大雨が降り道路が冠水しているというニュースもある。
だが東北はまだ寒い日と暖かい日の寒暖の差が激しく、4月下旬になってようやく桜が咲き揃ったところ。宮城で今満開なのだから青森辺りは丁度GWが見ごろとなるだろう。
過去記事:宮城県のお花見スポット
これから始まる、2017年東北三大祭り
今はまだ早いが8月の夏休みシーズンから始まる東北三大祭り。
宮城県の仙台七夕祭、秋田県の秋田竿燈祭、青森県の青森ねぶた祭は毎年多くの人が訪れるお祭りだ。
仙台七夕祭(せんだいたなばたまつり)
今年の仙台七夕祭は8月の6・7・8日の3日間行われる。
秋田竿燈祭
秋田竿燈祭は8月の3・4・5・6日に行われる
青森ねぶた祭り
今年に限らず毎年8月の2~7日の間開催しているとのこと。
他にも行楽シーズンに遊びに行ける場所は伝えられないほどあるので是非Twitterのハッシュタグ「東北でよかった」で検索してみてほしい。